リフレティクスとウルトラフォイル
キャンカーは、熱との戦いがあります。
特にバンコンは、夏場のエンジン熱の室内への伝わりをどう遮断するか?冬場は、外気の冷気の車内への伝わりをどう遮断するか? ナドナド・・・
熱の伝わり方ですが、物理学的には、
伝道熱:直接伝わる熱
対流熱:空気を通じて伝わる熱
輻射熱:電磁波の形で伝わる熱
の3つがあります。
このうち伝道熱は、キャンカーの場合では構造的に金属部分が多いため、室内部分と金属が直接触れないようにするしかありません。また、対流熱は外気との交換を熱交換する形にしなければならず、コスト的にバカ高く、実際のところ技術的には不可能です。ただし、冬場の暖房に使うFFヒータはこの原理です。
3つ目の輻射熱ですが、これが曲者で、太陽光も輻射熱ですが夏場のコンクリートが一度温まったら、夜になっても熱いまま・・・
これが輻射熱の厄介なところで、夏場に温まった車のボディーとエンジンからの熱が車内に伝わり、いつまでも車内の温度が下がらない・・・
輻射熱の説明にこんな
HPがあります。
この説明によりますと、熱く(寒く)感じるのは温度ではなく輻射熱を遮断すれば涼しく(暖かく)感じることが出来るようです。
そんな訳で、私のキャンカーにもこの断熱材を装着!してみました。
使った部分ですが、特に夏場のエンジンルームからの熱をなんとか遮断できないかと考えておりましたので、エンジンルームと室内との間に入れてみました。
一年使った感想ですがGoodです。
キャンカーにお乗りの皆様にはオススメです。
しかし・・・問題はその価格と量なのです。
1巻 1.22 m x 38mで46.3平米分(48,000円)なのですが、ハッキリ言って通常車1台にこんなには要りません。天井から床、壁全面入れても3台分はあろうかと・・・
F社長!実験しない手はないよねぇ~。